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 <セックスワーク・サミット2016冬@渋谷>

  
震災風俗嬢 / 歌舞伎町はなぜ<ぼったくり>がなくならないのか



  

●開催日時 
2016年12月18日(日) 13時00分〜17時00分

●会場・・・国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟 304

(〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町3-1)  ⇒ 会場までの地図はこちら

●ゲスト:小野一光さん(ルポルタージュ・ノンフィクション作家)、武岡暢さん(社会学者)


●司会・主宰・・・赤谷まりえ(編集ライター)、坂爪真吾(一般社団法人ホワイトハンズ代表理事)


●参加費・・・3,000

●定員・・・
80
(定員に達し次第、申込受付を締め切ります)


 今回のサミットの開催趣旨


 
1. 「被災地という空間の中で、風俗はどのような社会的役割を果たしていたのか」を考える

 2. 「なぜ歌舞伎町から違法なぼったくりやスカウトが無くならないのか」を考える



 
2016年最後のサミットでは、今年話題になった2冊の本の著者をお招きして、
 今年一年の性労働を取り巻く現状を振り返っていきたいと思います。

 1冊目は、小野一光さんの『震災風俗嬢』。東日本大震災の被災地の風俗店で働く女性を
 五年間にわたり取材した、渾身のノンフィクションです。

 あの震災から5年、今年も熊本で大きな地震が起こり、多くの人命が失われました。

 被災という状況の中で、風俗の現場で働く人たちは何を考え、どのように働いていたのか。
 そして被災地という空間の中で、風俗はどのような社会的役割を果たしていたのか。

 著者の小野さんをゲストにお招きして、震災という観点から、今の風俗が置かれている現状、
 そして風俗に求められている社会的役割を徹底的に考えます。

 2冊目は、武岡暢さんの『歌舞伎町はなぜ<ぼったくり>がなくならないのか』。
 日本一の歓楽街・歌舞伎町の中で、ぼったくりが再生産される構造を解明した一冊です。

 歌舞伎町という歓楽街は、言うなれば日本の風俗産業の縮図です。
 なぜ歌舞伎町から違法なぼったくりや客引き、スカウトが無くならないのかを考えることは、
 風俗産業の健全化を考えていく上で欠かせない論点です。

 著者である気鋭の若手社会学者・武岡さんをゲストにお招きして、
 歌舞伎町という社会構造の中でぼったくりや客引き、スカウトが再生産される仕組み、
 そして、そうした構造を踏まえた上で、歌舞伎町、ひいては風俗産業全体の秩序と平和を
 持続的に保って行くためにどのような施策が必要になるのかという問いを考えていきたいと思います。



 ゲストのプロフィール

   小野一光 (おの・いっこう) さん

 
1966年生。福岡県北九州市出身。
 雑誌編集者、雑誌記者を経てフリーライターに。
 「戦場から風俗まで」をテーマに北九州監禁殺人事件、
 アフガニスタン内戦、東日本大震災などを取材し、
 週刊誌や月刊誌を中心に執筆。

 著作に『家族喰い 尼崎連続変死事件の真相』
 『完全犯罪捜査マニュアル』(ともに太田出版)、
 『風俗ライター、戦場へ行く』(講談社)、
 『東京二重生活』(集英社)、『殺人犯との対話』(文藝春秋)など多数。

           


<小野さんにお話頂いた内容>

・自己紹介
・『震災風俗嬢』を執筆しようと思われたきっかけ
・印象に残っている取材中のエピソード、本文では書き切れなかったことなど
・出版後の反響や読者からの感想

<『震災風俗嬢』に関する4つの質問>

・Q1:地震や津波による被災という状況の中で、風俗の現場で働く女性・経営者・男性客は、
 何を考え、どのように働いて(利用して)いたのか?
 ⇒どのような困難を抱え、それらに対してどのように対処していたのか

・Q2:震災によって、地元の風俗はどう変わったか?あるいは、どう変わらなかったのか?
 ⇒すぐに営業を再開できた理由、被災後も継続できた理由は?

・Q3:被災地という空間の中で、風俗はどのような社会的役割を果たしていたのか?
 ⇒いつ・どこで・誰にとって・どのようなメリットのある存在(職業・居場所)だったのか?
 ⇒被災地には、(女性にとっても男性にとっても)風俗以外の選択肢は無かったのか。
  だとすればその理由は?

・Q4:被災地の復興が進む中、現地の風俗は今後どのような社会的役割を果たしていくべきなのか?
 ⇒求められるニーズや役割の変化に、現場は対応できているのか




 武岡暢(たけおか・とおる)さん

 
1984年東京都新宿区生まれ。東京大学文学部社会学専修課程卒業、
 東京大学大学院人文社会系研究科社会学専攻博士課程修了。
 博士(社会学)。

 歌舞伎町でのフィールドワークに基づいた歓楽街の都市社会学を研究。
 日本学術振興会特別研究員DC1、同PDを経て、
 首都大学東京都市環境学部特任助教。

 『歌舞伎町はなぜ“ぼったくり”がなくならないのか』
 (イースト新書)が初めての単著となる。


 


<武岡さんにお話頂いた内容>

・自己紹介
・執筆動機(社会学を志した動機、歌舞伎町を研究テーマに選んだ理由、大学・院での出来事など)
・ご著書の内容の概説

 第1章 ぼったくりの法環境――条文・立法・法執行

 第2章 歌舞伎町という「地域社会」

 第3章 世界の中の不透明な歌舞伎町

 第4章 職業としての客引き

 第5章 結論--歌舞伎町とぼったくりの構造

・出版後の反響や感想





 当日のタイムスケジュール予定

13時00分 開場

13時15分 開始〜諸注意

【開始の挨拶】13:15〜13:20(5分) 一般社団法人ホワイトハンズ代表理事 坂爪真吾

第一部【ゲスト講演】 13:20〜14:10 (50分) 小野一光さん

  

 主宰・司会からの質問(10分)

 会場との質疑応答(10分)

 休憩 14:30〜14:40

第二部【ゲスト講演】 14:40〜15:10 (30分) 武岡暢さん

  

 寺谷公一さんとの対談(40分) 15:15〜15:55

 ⇒武岡さんの対談相手として、昨年7月のサミット「東京五輪と歌舞伎町の未来」でご登壇頂いた
  寺谷公一さんを特別ゲストとしてお招きしました。

  

  

  

 会場との質疑応答(10分)

終了 16:30

サイン会 16:30〜17:00

(歌舞伎町に移動)

武岡さんと歌舞伎町スタディツアー 18時〜19時

懇親会@歌舞伎町 19時〜21時


 



 参加者の感想(一部)







 





2016年最後のサミット、盛況のうちに終了いたしました。

参加してくださった皆様、ゲストの小野さん、武岡さん、寺谷さん、
司会&スタッフの皆様、ありがとうございました!


*今回のサミットの内容は、来年2月発行予定の『セックスワークジャーナル・ジャパンVol.004』に掲載予定です。
 お楽しみに!


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